毎年3月に米テキサスで開催された巨大イベント「SXSW(サウスバイサウスウエスト)」にて、マクドナルドは「V-Artist」というVR体験を初披露しました。V-Artistは、HTC ViveとSteamVRコントローラーを使用してVR空間でペイントできるコンテンツです。2つのコントローラー、ペイントボールシューターと6本の筆が備わっているカラーブラシを使ってマクドナルドの箱を見立てたキャンパスへリアルタイムにペイントします。
V-Artistは、VRを得意とする米ダラスベースのスタジオ「GROOVE JONES」と共同で制作しました。Unreal Engineを使用しています。
プレイしている自分を共有
今回の展示では、VR体験している自分の姿を外から撮影してSNSへ共有できるという仕組みを取り入れていました。「GrooveTech」という独自プラットフォームとカメラを同期し、あとからユーザーがその写真と共にシェアすることができるというもので、実際に3D空間でペイントした作品も一緒に共有可能となっています。また、その作品はプリントアウトして持ち帰ることも。
My homage to the mothership @LeagasDelaney https://t.co/CfbCi6qyRs @McDonalds branded VR at #SXSW2016 #McDigital pic.twitter.com/M6B0YUFk26
— Tom Woodhead (@TomWoodhead) 2016年3月14日