ラスベガスで来週開催されるCES 2016に、VR無指向性トレッドミル(ODT)「Infinadeck」が披露されます。VRと連動しており、360°任意の方向に歩いたり走ったり、腰に装着された固定具はプレイヤーの動作を邪魔しない自然な構造になっています。縦方向だけでなく横/斜めにもちゃんと動きます。
走るスピードはジョギング程度(現在6mph)まで可能、消費電力は1200ワット、雑音は〜70デシベルと食器洗い機レベルです。縦1.7m、横1.6m、高さ4m、重さ225kgと大きいため家庭用ではまだありませんが、業務用として、ゲーム、理学療法、軍事訓練、産業訓練を目的としています。デモ動画では、Oculus Rift DK2、HTC Viveで動作していることを証明しています。
家庭用のVRトレッドミルといえば、Virtuix社のOmniがあります。Kickstarterで110万ドル、追加で750万ドルの資金調達をしているVRトレッドミルでいえば一歩先をいってるVRチームです。
追記
Infinadeckの特徴として、専用のシューズを使わなくてもいいというメリットがあります。(Omniは専用シューズが必要)現に、Oculus創設者パルマーラッキー氏は、CES 2016でビーチサンダルで体験しています。
.@PalmerLuckey experiences #activeVR with the Omni at #CES2016! pic.twitter.com/Mtnm2EbN2t
— Virtuix Omni (@VirtuixOmni) 2016, 1月 9