米Oculus VRとサムスンが共同開発しているスマホ型ヘッドセット消費者版「Gear VR」のプレオーダーが米国で始まりました。(日本はまだ未定)発売日は11月20日としていて、公式サイトも準備されています。開発版よりも22%軽量化され、価格も99ドル(約12,000円)と軽くて格安と売れ行きも期待されています。ただ、Galaxy S6、S6 Edge、S6 Edge+、Note5の4種類スマートフォンにしか対応していない点がデメリットで、躊躇されてる方もおられるかもしれません。とはいえ、高機能なのは開発版から実証済みですので、これを機会に検討してみてはと思います。
一方で、発売前を狙って、Gear VR向け注目の新タイトルが2つリリースされました。1つ目は、「アップルデザイン賞2014」や「2014年のベストApp&ゲーム」など数々の賞を獲得し、有料にも関わらずダウンロード数244万本以上、約6億8千万円以上(2015年1月の公式発表データ)を売り上げた大ヒットゲームアプリ「Monument Valley」を制作したUstwo 社が、Gear VR向けに制作した「Land’s End」です。
シンプルながら計算されたデザインの中で、神秘的な島々を渡りながら謎を解いていくパズルゲームです。万人向けに作りこまれてるため、大ヒットが期待されています。
2つ目は、米Oculusが手掛けるVR内で昔懐かしのアーケードゲームを楽しむ「Arcade」のベータ版です。VR内のゲームセンター内からセガ、ミッドウェイ、バンダイナムコ3社のコンテンツを選択して楽しむことができます。20分までは無料で楽しめるのですが、それ以降は課金となり1~3ドルが必要です。
VRゲームセンターで遊べるタイトルは以下です。
バンダイナムコム:
- $3: パックマン, ギャラガ
セガ:
- $2.5: ソニック・ザ・ヘッジホッグ, ソニック・ザ・ヘッジホッグ 2, ソニック・スピンボール
- $1.5: 獣王記(Altered Beast), ゴールデンアックス, ファンタシースターII 還らざる時の終わりに(Phantasy Star II), シャイニング・フォース(Shining Force), ザ・スーパー忍II(Shinobi III), ベア・ナックル(Streets of Rage), ベア・ナックル2(Streets of Rage II), バーチャファイター2, エコー・ザ・ドルフィン
ミッドウェイ:
- $3: ガントレット, ガントレット2
- $2: ディフェンダー, Joust, スパイハンター
- $1: APB, Root Beer Tapper
- Rampage (coming soon)
そして、「Arcade」に関しては、ソーシャル機能が追加されるかもしれない噂もありますので、どうアップグレードされるかも期待です。