米カーギル、家畜の顔認識から健康状態などを早急に把握し畜産農家に提供する人工知能ベースのコンピュータビジョン技術を発表

米国の食品会社カーギル(Cargill)は、アイルランドのコンピュータビジョンチーム「Cainthus」と提携して、家畜の顔を認識し健康状態などを把握するAI技術を発表しました。

本システムは、牛などの家畜に対して顔認識から、食物や水の摂取量、熱検出、行動パターンなどのデータを追跡し、畜産農家に状況を提供します。

給餌エリアに設置したカメラから、各牛の顔をスキャンし特徴と行動パターンを記録、そのデータを人工知能アルゴリズムの一部として使用します。

そして、人工知能が早急に健康上の問題を発見し、畜産農家に警告を伝達します。このことで、牛乳生産、繁殖管理、家畜の健康管理などの決定を促す材料として利用でき、効率的に経営ができるようになるとしています。

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