米ジョージア工科大学の研究者たちは、指と手のひらを使って数字や文字を検出し入力するウェアラブル親指リングによるインタフェース技術「Fingersound」を発表しました。
本システムは、ジャイロスコープと小型のマイクロホンを備えた親指リングによって動作します。着用者は、装着する手のひらと他の指をキャンパスに、親指でなぞることによって操作します。
これにより、システムはマイクとジャイロスコープを使用して信号を検出し、意図したジェスチャの開始点と終了点を認識します。空中操作と違い、ジェスチャを実行しながら触覚フィードバックを得られる効果もあります。
一方で、日常に使用するランダムな指の動きと混合するのではという懸念があります。しかし、研究者らの調査結果によると、日々の活動によって引き起こされる音と、入力時によって引き起こされる音は異なっているとし、音の区別でその懸念を解消しているとしています。
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