Amazon、VR/ARコンテンツを作成できるWebベースの新たなツール「Sumerian」を発表。同社AIサービスと連携したキャラクタ作成も可能

Amazonは、「AWS re:Invent  2017」にてモバイルデバイス、ブラウザ、VRヘッドセット、デジタルサイネージなどで実行できるVR/ARアプリケーションを簡単に作成できるWebベースのツール「Amazon Sumerian」を発表しました。

Amazon Sumerian – Build VR & AR applications

Sumerianは、Webベースのエディタからシーン内のオブジェクトやキャラクターの動作などを構築するビジュアルスクリプティングツールで、特別なプログラミングや3Dグラフィックスの専門知識を必要とせずにインタラクティブなVR/ARアプリケーションを作成することができます。

作成したVR/ARアプリケーションは、Daydream、HTC Vive、Oculus Rift、iOSモバイルデバイスを含むWebGLまたはWebVRグラフィックスレンダリングをサポートするすべてのブラウザで実行することができます。Apple ARKitも含まれます。(Android ARCoreのサポートは近日公開予定)

また、FBXおよびOBJ形式の3Dアセットファイルのインポートもサポートしています。(Unityプロジェクトのサポートも近日公開予定)

Sumerianは、無料で初期コストはかかりませんが、AWSクラウドに保存されるためストレージに支払いが発生します。

また、自動音声認識(ASR)、自然言語理解(NLU)、およびテキスト読み上げ機能を提供するAmazon LexおよびAmazon Pollyと統合されているため、本ツールで作成したキャラクタは対話でユーザーを理解し対応することができます。

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