スタンフォード大学の研究者らは、VRにおける仮想物体をつかんだときの「把握力」と「重さ」の2つをシミュレートする装着可能な触覚デバイス「Grabity」を発表しました。
デバイスは、人差し指と親指に取り付けられ、開いたり閉じたりの動きを可能にします。
仮想物体を掴んだ瞬間、人差し指と親指にブレーキが作動し、両サイドの外側への力が把持力フィードバックを生成します。
加えて、持ち上げると2つのボイスコイルモータ型アクチュエータが作動し、重力および慣性を生成します。実証実験では、様々な大きさ、重さ、強さをユーザーに伝えることができたとしています。
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