米カルフォルニア州ベルモントに本拠を置くスタートアップ「Avegant」は、ライトフィールドディスプレイ技術を搭載したMRヘッドセット開発者キットの販売を開始しました。
本デバイスは、現実空間に仮想オブジェクトを融合させるシースルー型ヘッドセットで、ライトフィールド技術を利用して、仮想オブジェクトを遠近両方の距離で合焦して見ることを可能にします。
手前の仮想オブジェクトにピントを合わせたり、奥のものにピントを合わせたりといった焦点調整を可能にし、奥行き感を自然に再現します。
価格や詳細な仕様に関しては公表されておらず、購入希望の方はdevkit@avegant.comに連絡し購入する流れになるのですが、価格を聞いたところ、HMDが25,000ドル、セットアップに7,500ドル、合計32,500ドル(約366万円)が必要とのことです。以下、含まれているもの。
日本への発送もしており送料は無料、執筆現在で購入注文日から到着まで8-10週間ほどかかるとのことです。
関連
スタンフォード大学、視野角138°で奥行き情報も取得できるコンパクトサイズの単眼式ライトフィールド・パノラマカメラを論文にて発表 | Seamless