香港科技大学、2Dモニター内の仮想物体を手で掴んだりできるデスクトップVR環境に関する論文要旨を公開。仮想ミラー技術も加わり事実上2倍の空間に

香港科技大学の研究チームは、ユーザーがモニター内に配置された仮想物体を指で掴んだりといったインタラクティブに操作するデスクトップVR環境に関する論文の要旨とデモ映像を公開しました。

Desktop VR using a Mirror Metaphor for Natural User Interface
完全な論文は、現地時間10月17-20日にイングランドで開催するイベント「ACM ISS 2017」にて披露される予定です。

ユーザーは、スクリーンに映る仮想物体を手と連動した仮想ハンドで掴んだり移動させたりと直観的なハンドコントロールを可能にします。

また、仮想内ミラーも提案しており、鏡に写った仮想ハンドで仮想物体をコントロールしたりもできます。これにより、インタラクティブな空間が事実上2倍になり、手前側と奥側といった2つのエリアで区別することを可能にします。

そして、このミラー技術は、共同作業にも活用することができ、またVRへの応用も可能とのことです。

 

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