Adobe Research等、同じ場所で異なる時間に撮影した複数のシーンを合成するタイムスライス動画制作システムを論文にて発表

カナダ:サイモンフレーザー大学とAdobe Researchの研究者たちは、消費者向けビデオからタイムスライス動画を制作するシステムを論文にて発表しました。

Time Slice Video Synthesis by Robust Video Alignment(PDF)

ここでいうタイムスライス動画とは、同じ場所で異なる時間に撮影したシーンを後から混在させて作る合成映像を示します。

例えば、昼と夕方を撮影して一部分だけ昼表示するとか、昼と夕方と夜に撮影して短時間で昼から夜にグラデーションで変化させるとか、別々の時間に歩いてる人を同じ空間に表示するとか、人を風景から消してしまうとか、などを可能にします。

これは、最初にフレームレベルのレジストレーション(画像の位置合わせ)を適用し、類似したフレームを検索、これらのフレーム間でピクセルレベルのレジストレーションを適用します。メッシュベースのワーピング、そして、ユーザー指定に基づいてビデオ合成を実行し生成します。

 

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