Google、機械学習を用いて動画内検索を可能にする「Cloud Video Intelligence API」のパブリックβ版をリリース。ポルノコンテンツの検出機能も搭載。価格も発表

Googleは、機械学習を用いて動画の対象を自動的に認識し検索可能にする「Cloud Video Intelligence API」のパブリックベータ版を公開しました。(今まではプライベートベータ)

Cloud Video Intelligence APIは、TensorFlowなどのフレームワークを使用して構築されており、動画に含まれるエンティティの情報を指定する事で動画を検索および発見を可能にします。

また、今回のリリースでは、動画内の不適切なコンテンツを検出するためにポルノコンテンツの検出機能も搭載しました。

さらに、以前よりパワーアップしており、イメージ内のオブジェクトに名前を付けるラベル検出モデルでは、現在10,000以上の異なるエンティティをサポートしています。顔検出システムは、悲しみ、驚き、怒り判別を以前より2倍以上優れています。

また、価格も発表しました。

ラベルとアダルトコンテンツの検出は、最初の1,000分間は無料で、1,001〜10,000分の費用は0.10ドル/分。ショット検出(ビデオ内でのシーンチェンジの検出)は、最初の1,000分間は無料で、1,001分から10,000分までは0.05ドル/分。追加の時間がある場合は、要相談という事です。

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