Microsoft Researchら、リアルタイムで異常事象を検出し要約ビデオを作成するAIベースのホームセキュリティ・システムを開発。学校や店内、交差点などで活用

Microsoft Research Asiaと中国の上海交通大学は、リアルタイムで異常事象を検出し、必要なオンライン要約ビデオを作成する機械学習を用いたスマートホームセキュリティ・システムを開発しました。

本システムは、屋内外のセキュリティにおいて、何か事象が起きた時にそれを検知し分析・記録するAIベースのシステムです。家、お店、ショッピングモール、学校、ストリート、交差点、などでの活用を目的としています。

ビジュアルオブジェクト検出、トラッキング、イベント解析を多層構造のニューラルネットワークDeep learningに基づくリアルタイムイベント検出方法を提案しました。この方法は、異なるシナリオで何かあった人などの異常なイベントをリアルタイムに検出することができます。

さらに、オンラインによるビデオサマリー作成方法も開発しており、今までより計算負荷を大幅に節約していると言います。

また、自動識別に対して、ユーザーが選択した関心イベントのパーソナライズな要約ビデオにも対応しています。例えば、教室内のクラス活動に関する統計データを自動的に取得するために使用することもできます。

本システムは、スマートフォンを介して遠隔操作と制御も可能にします。

関連

韓国科学技術院ら、AIアルゴリズムを用いた顔認証システム「K-Eye」を開発。低電力で97%の精度。クレジットカード決済や車のキーに活用など | Seamless

アーカイブ

ページ上部へ戻る