ドイツのビーレフェルド大学、事前に物体の特性を知らなくても理解し潰したりせず掴んだりできるアームロボットに基づいた把握学習システム「Famula」を開発

ドイツのビーレフェルド大学(Bielefeld University)のCITEC研究者たちは、アームロボットに基づいた把握学習システム「Famula」を開発しました。

新しいシステムは、果物や道具などの多様なオブジェクトの特性を事前に知らなくても把握し、そして潰したりせず掴んだりといった動作を実行することを可能にするロボティクスです。

研究に関わるHelge Ritter氏はこう述べます。
「私たちのシステムは、赤ちゃんが新しい物体に接近するのと同じ方法で、自分自身で試して調べることによって学びます。」

今回の研究から、将来的には家事などのお手伝いとして、独自に適応できるサービスロボットとして貢献できるのではと述べています。

 

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