Inside-outの位置追跡をVR/ARヘッドセットに追加できるトラッキング・プラットフォーム「Occipital Tracking」がリリース。現実の障害物も安全のためVR内にうまく表示

米サンフランシスコに拠点を置く「Occipital」は、オールインワン・ヘッドセット(Inside-outの位置追跡)に最適化されたVR/ARトラッキング・プラットフォーム「Occipital Tracking」をリリースしました。

安価な広角カメラ(Fisheye Camera)と安価なIMUをデバイスに組み合わせるだけで、VR/ARヘッドセットにInside-outの位置追跡を追加できるプラットフォームです。

これにより、ユーザーは、低コストで外部センサーなしの位置追跡をVR/ARヘッドセットにもたらすことを可能にします。WindowsおよびAndroidに対応。

公式サイトでは、リファレンスとして、カメラとIMUのトータル価格$6-9を市場価格として見積もっています。

デモ映像では、単一のカメラとIMUをHTC Viveに取り付けた実証が行われ、部屋を単一のカメラでマッピング(数秒で部屋全体のラインとエッジを定義)、VR空間に再構築する様子が映し出されます。

このことで、現実の障害物が認識できるレベルでVR内に表示されぶつかることなくプレイすることを可能にし、さらにベースステーションなしで6自由度を動き回ることを実現します。

公式サイトはこちら。

 

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