Googleは、電子ディスプレイ装置に関する学会「SID(The Society for Information Display)」にて、現在市販されているVRディスプレイよりも10倍以上のピクセルでVR対応OLEDディスプレイを開発するため大手OLEDメーカーと協力していることを発表しました。
発表したのは、Google VRチームをリードしているClay Bavor氏です。
このプロトタイプ・ディスプレイでは、片目あたり20メガピクセルまでの解像度を可能としており、実際にラボで体験した同氏は壮観だと語っています。
また、100Gbpsに近いデータレートを必要とするため、転送やレンダリングが困難としており、解決策の一つとして視線追跡ヘッドセットによる「Foveated Rendering(中心窩レンダリング)」にあることも述べました。
中心窩レンダリングとは、ユーザーの視線を追跡し、中心部だけを高解像度、周囲を低解像度に描画する視線ベースのレンダリング技術のことです。
参考
Google Partnering ‘Deeply’ With OLED Maker on Ultra-High-Resolution VR Display
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