USCICTの「MxR Lab」と「ACT Lab」は、人間を追跡するドローンをVRと連動させた「VR連動型ドローン」の新たなデモ映像を公開しました。
「VR連動型ドローン」とは、ドローンがVR空間を認識しながら現実世界を飛行するシステムです。デモでは、加えてユーザーが装着するVRヘッドセットを追従する仕組みにしています。
映像を確認すると、ユーザーが歩くと後ろから複数のドローンが追従している様子が映し出されます。
それは、VR空間と連動しているため、CGオブジェクト(ここではドア付き部屋)を認識し回避しながらついてきます。人と同じくドアをくぐって入ってきます。
また、追従中にそのドアを閉めると待ての状態でホバリングし、ドアを再度開けると入ってくる様子も確認することができます。
2017.5.11追記
遠隔にいるユーザー同士が同時にplayするマルチプレイヤーモードの実証映像も公開されました。2人と4台、1人と2台の組み合わせです。
本システムは、以前にもデモ映像を公開しており、それはこちらになります。