Facebookは、サンノゼで開催したデベロッパーカンファレンス「F8」にて、昨年発表したVRカメラ「Surround 360(リファレンスデザイン/オープンソース)」の第2世代デザインを発表しました。
「x24」と「x6」の2種類のカメラモデルが発表され、「x24」は24台のカメラが搭載したアレイになっており、どちらもボール型の設計が採用されています。
x24は、8k品質の映像をキャプチャし、6自由度(6DOF)を実現します。奥行き情報付きの360ビデオをキャプチャし、キャプチャされたビデオに6自由度(6DoF)を与えるということで、上下左右に見渡せるのに加えて、頭の位置を移動し閲覧することを可能にします。
また、撮影した映像に対して3D視覚効果(VFX)を追加できるところも特徴です。
本カメラデザインは、今年後半にリリースを予定とし、特定の商業パートナーのグループにライセンス供与されるとしています。同社は、OTOY、Adobe、Framestore、Foundryなどのパートナーと連携して開発を進めています。