モバイルVRを位置追跡にするアイテム「Antilatency」。四方向の地面にバンド状マーカーを配置しカメラで下向き検出。追跡エリアは6m×6m以上。野外も可能

ロシアベースのスタートアップ「Antilatency」は、モバイルVR体験に位置追跡を追加するプロダクトを発表しました。

VRヘッドセットに取り付けるカメラと、周囲にセットするバンド状マーカーの組み合わせでモバイルVRの位置追跡を可能にします。

マーカーは、伸ばして任意の地面に配置します。それを下向きに取り付けられたカメラで検出します。VRLA Expo 2017のデモでは、マーカーは四方向に配置されました。

レイテンシは、公表で2ミリ秒。モーションコントローラーも同じ要領で位置追跡を可能にし、マルチプレイヤーモードも可能にします。

トラッキングエリアの広さが特徴で、VRLAライブデモでは20×20フィート(約6m×約6m)の領域で動作させており、30×30フィート(約9m×約9m)まで可能であるとRedditで体験者が述べています。室内だけでなく、直射日光の下、野外でも動作するのも特徴の1つです。

また、スターターセットは、4つのマーカーと2つのコントローラーが付属し、400USドルだと同じくRedditに書かれています。

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