ケンブリッジ大学の研究者ら、VRを用いた乳癌研究のため約57億円を資金調達。これまでの知見から腫瘍の3Dバージョンを構築

ケンブリッジ大学の研究者らは、VRを用いて乳癌の研究をするため4,000万ポンド(約57億円)の資金を調達したことを発表しました。

この資金を元に、グレッグ・ハノン教授はケンブリッジ大学の一部である「Cancer Research UK Cambridge Institute」のチームを率いる予定で、アメリカ、スイス、カナダ、アイルランドの研究者らと協力しVRを活用することで癌研究における未解決の疑問を解決し、癌の予防、診断、治療に役立てることを目指します。

まずは、腫瘍の細胞について収集したすべての情報を取得し乳房腫瘍の3Dバージョンを構築します。

これにより、3D腫瘍から細胞の挙動、位置および特徴についての情報を同時に見ることで詳細に研究することができ、また、国の反対側にいる医師などと共有することもでき、病気の診断、治療、管理方法を協力することができるとしています。

 

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