Amazonは、自社開発するCryEngineベースの3Dゲームエンジン「Lumberyard」において、VRコンテンツ開発に役立つ3つのサンプルプロジェクトを発表しました。
Video Playback(ビデオ再生)、Haptic Feedback(触覚フィードバック)、Audio Production(空間オーディオ)の3つです。
Video Playback
本機能により、ビデオアセットをゲームシーンに挿入することができます。ビデオは、モノラルまたはステレオで60fps最大4Kの解像度で読み込んで再生します。また、ビデオ再生コンポーネントを球面上に配置することで、臨場感ある360°ビデオ再生体験も作成できます。2D、3D、球面の3つのビデオスタイルを切り替えることができます。モニター台数は最大100台まで可能。
Haptic Feedback
触覚フィードバック(繊細なテクスチャや大げさなフィードバックなど)を加えて、VR世界の臨場感を高める機能です。Oculus TouchおよびViveコントローラに対応します。
Audio Production
本機能では、既存の3Dオーディオモデルを調整してよりパーソナルな環境でのリスニング感覚を提供します。ユーザーは、音がどこから来ているのかを自然に突き止めることができます。この効果を達成するために、音が各耳に個別に到達するのに要する時間や遅延を計算します。