カーネギーメロン大学、Microsoft HoloLensを使用してピアノ学習を支援するARプロジェクト「Music Everywhere」を開発

カーネギーメロン大学のエンターテイメントテクノロジーセンター(大学院生らのチーム)は、ピアノの即興演奏などをアシストするARプロジェクト「Music Everywhere」を開発しました。

Music Everywhereは、AR技術とMIDIプロトコルの強みを活かして、効果的に楽器の学習を支援するARプロジェクトです。デバイスは、マイクロソフトのHoloLensが使用され、ピアノ上に次に何をすればいいかの情報をARキーとしてオーバーレイするなどでアシストします。仮想の手が鍵盤の上に表示されるバーチャルハンドもあります。

また、ソロではなくバンドで実践練習するために、3Dモデルの仮想バンドがAR空間で一緒に演奏してくれるモードもあります。バーチャルバンドスタイルも選択することが可能で、ロック、ジャズ、クラシック、ブルースなど多様な環境で即興練習することができます。

本プロジェクトは、ピアニストのSeth Glickman氏、UI / UXデザイナーのFu Yen Hsiao氏、プログラマーのShantanu Das氏/Byunghwan Lee氏によって2016年9-12月に行われたものです。

 

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