DisplayLink、超低遅延を謳う新ワイヤレスVR化システムをCES 2017にて発表

ディスプレイインターフェース用ICやソフトなどを開発する米カルフォルニア州パロアルトベースの「DisplayLink」は、CES 2017にて超低遅延ワイヤレスVRのライブデモンストレーション及び新しいコンセプトを発表しました。

精度などの詳細は不明ですが、Oculus RiftやHTC ViveにみるハイエンドVRシステムのワイヤレス化を実現した際の遅延は超低レイテンシを謳います。外見としては、腰に受信機を固定してヘッドセットへ伝送する形式を採用しています。

シニア・バイス・プレジデントのJohn Cummins氏はこう述べます。
「DisplayLinkの業界で実証済みの圧縮技術と超低レイテンシにより、完全に臨場感あふれるエクスペリエンスを実現しており、CESで最初のコンセプトを紹介することができて嬉しく思います。」と。

 他のVRワイヤレス化ソリューション

ハイエンドVRシステムの無線ソリューションといえば、他にも

  • 中国ベースの「传送科技(TPCAST)」(過去記事
  • オーストラリアのスタートアップ「Immersive Robotics(IMR)」による「MACH-2K」(過去記事
  • 米サンフランシスコベースの「Rivvr」(過去記事
  • CelenoとNGCodec共同開発のワイヤレスシステム(過去記事
  • フランスに本社を置く「Scalable Graphics」ソリューション「KwikVR」(過去記事

などが挙げられています。

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