フランスに本社を置く「Scalable Graphics」は、ハイエンドVRシステムを無線にするソリューション「KwikVR」を2017年1月5日(木)〜8日(日)に米ラスベガスで開催される年次イベントCES 2017で披露することを発表しました。
KwikVRは、HTC ViveとOculus Riftをワイヤレスにするシステムで、受信機(HDMIポートとUSBポート含む)を腰にベルトで取り付けて使用します。
1ポンド(約453グラム)の受信機は、パソコン間をWifi(5Ghz ac)を介して圧縮したデータを伝送します。16100mAhバッテリによる4時間駆動。90Hzで動作するOculus RiftとHTC Viveの2160×1200解像度(1080×1200 OLEDパネル)で12ms以下のレイテンシで動くと謳います。
ハイエンドVRシステムの無線ソリューションといえば、他にも
- 中国ベースの「传送科技(TPCAST)」(過去記事)
- オーストラリアのスタートアップ「Immersive Robotics(IMR)」による「MACH-2K」(過去記事)
- 米サンフランシスコベースの「Rivvr」(過去記事)
- CelenoとNGCodec共同開発のワイヤレスシステム(過去記事)
などが挙げられています。KwikVRの公式サイトはこちら。