Microsoftが出願していたヘッドセットに使用する視線追跡に関する特許が公開されました。
記載されている視線追跡技術は、安価でコンパクトにするため、カメラを使ったものではなく、レンズに透明なキャパシティブセンサーを複数配列させることで実現します。
装置はユーザーの頭部に装着されるように構成され、目の前に配置されたキャパシティブセンサーアレイからの信号を受信し、目の視線方向や距離を決定します。
この方式にすることで、カメラベースよりも信号処理が容易かつ待ち時間が少なく高速であり、暗い場所でも検出することが可能。さらに、消費電力も低減するとか。
本特許が使用されるかは不明ですが、次期バージョンのHoloLensに採用されアイトラッキング搭載MRヘッドセットとして出てくるかもしれません。
ヘッドセットの視線追跡といえば、2016年10月にGoogleに買収された「Eyefluence」というチームもいます。(過去記事参照)