証明写真のように公共設置で顔を90秒で3Dスキャンしてくれる卵型フォトブース「LUNA」。ソーシャルVR使用のリアルなアバター作成などへ活用

Wolfprint 3Dは、VRなどで使用するリアルなアバターを作成するために、高品質な3Dスキャン技術を提供するエストニアベースのスタートアップです。

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同社が開発する「LUNA」と名付けられた卵のような小型キャビンフォトブースは、ユーザーが入ると6台のカメラで顔周囲をスキャンしてくれます。90秒というスピードで読み込みリアルな3Dモデルに仕上げます。

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LUNAは、証明写真やプリクラのように利用者が課金(カード決済)しタッチスクリーンなどを操作してセルフで撮影します。

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将来的には、ショッピングモールや空港など世界中の街へ設置したいと構想しており、現在までに、タリン(エストニア)、ロサンゼルス(米カリフォルニア州)の敷地内にLUNA4台を設置、すでに5,500人以上がスキャンしているといいます。(テスト中なため無料)

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撮影した3Dデータは、コンテンツプラットフォームにアップロードされ、リンク先がメールで送られ閲覧することができます。これら3Dデータの活用方法として、ゲームのアバターや3Dフィギアなどが考えられますが、同社はとりわけVRでのアバターを意識しており、中でもFacebookなどが模索しているソーシャルVRの可能性に寄与できるのではと考えています。さらに、個々の3Dデータをデータベース化しVR開発者をつなぐネットワーク形成も構築したいとも考えています。

執筆現在、SeedInvestにて同社へ投資することも可能としています。

公式サイトはこちら

 

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