ジャガー、初のピュア電気自動車「I-PACE」コンセプトを明らかに。発表はHTC Viveを使用したVR体験

米ロサンゼルスで行われたプレスイベントで、自動車メーカー「Jaguar」は同社初の電気自動車「I-PACE」のコンセプトを明らかにしました。発表にはバーチャル・リアリティを使用したデモンストレーションも実施されました。

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Tesla「モデル X P90D」をライバルとするI-PACEは、一回の充電で500km以上の走行、50kWのDC急速充電により90分で80%の充電を可能とし、90kWhのバッテリーを装備、デュアルモーターデザインとし700Nmのトルクと400PSのパワーを備え0-100km/h加速は約4秒を誇ります。

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VRデモでは、ステージ上に9つの円形テーブルが並び、それぞれ6名のゲストがHTC Vive、ヘッドフォンを着用、Viveコントローラーを持つところから始まります。I-PACEの内外の3Dモデルデザイン、操作方法、アニメーションなどVRツアーが映し出されます。

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Viveシステムを動作させるために、NVIDIAのGeForce GTX 1080搭載のDell Precision 7900ワークステーションが使用されました。

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今回の発表はコンセプトベースとしており、ジャガー初のピュアEV「I‑PACE」の全貌が明らかになるのは2017年の後半としています。また、市販車の日本上陸は、2019年前半を予定しています。

 

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