Adobeは、現地時間11月3日米ラスベガス開催の年次カンファレンス「Adobe MAX 2016」において、同社開発中のVR動画編集機能「CloverVR」を披露しました。
CloverVRは、HMDを装着し視聴しながら360°映像を編集できるというVRエディタ機能で、VR作品制作においてHMDをかぶったり脱いだりという面倒な部分を軽減するソリューションになります。
デモでは、Oculus Rift CV1とTouchを使用してVR内でVR映像を編集する実演が行われ、出力結果と編集をVRヘッドセットを装着しながら同時に行うことを可能にしたことを実証しました。
実演を確認すると、編集したい主たる360°映像が表示され、モニター下部には重なるようにシーケンスが固定表示されています。編集では、2種類の360°映像を好みのところでつなぎ合わせる微調整が行われ、その場合つなぎ目だけがクローズアップ表示され調整していました。プレビューの動きも滑らかに動作しています。
実演動画は公式に公開されておりこちらから閲覧することができます。