ゲーム開発などを手がける「ポリゴンマジック株式会社」のVR事業、3DVRトータルソリューションサービス「VOOR(ブール)Virtual Optimization Overtake Reality」とはどういったものなのか?どんなことが出来るのか、取材しましたのでまとめてみます。
何が出来るのか?
大きく分けると4つに分解されます。
- VRコンテンツ制作:360°実写映像の制作依頼が可能。
- VRライブストリーミング配信:イベントや講演会などをVRライブ配信したい場合に依頼することが可能。
- VRプラットフォームアプリ:自社や自分のVRコンテンツをベースにチャンネル作成、有料配信などできるVRアプリ。
- VRビューワ:10万個以上の納品実績がある組み立て式のオリジナルVRビューワを作成可能。
1.VRコンテンツ制作
360°実写映像の制作を依頼することができます。カメラ機材は、GoProリグ、Panasonic LUMIX GH4リグ、Sony α7SⅡリグが複数セットが待機しておりマルチアングルのVR撮影が可能です。
クレーンやドローン、水中撮影含、立体視をともなう3DVRの撮影にも力をいれており、2Dの映像から、3D映像に変換することも対応できるとのことです。
音もバイノーラル収録が可能な3Dio社「3DIO Free Space Omni」が使用され、立体的な音響を作成することが可能です。4時間程度の長時間収録も可能。
開発は、ポリゴンマジック、リ・インベンション、クー、バウムレーベンで作業チームを組んで制作しています。価格は要相談。
2.VRライブストリーミング配信
イベントなどをリアルタイムに360°VR配信して欲しいと思った時にトータルで提供してくれるサービスです。
2016年7月に開催されたTEDxHanedaイベントでもVRライブ配信を提供した実績があります。ホール内にて講演の様子をYouTubeへライブ配信、同時にホール外でGear VRを使用したライブビューイング体験コーナーを設置と、用途に合わせて対応してくれるとのことです。価格は要相談。
3.VRプラットフォームアプリ
VRコンテンツを配信、ダウンロード再生およびストリーミング再生で視聴できるiOS/Androidプラットフォームです。
企業や個人が VRチャンネルを作成することができ、iTunes Store/Google playを経由した有料コンテンツの販売をすることも可能です。その場合の取り分は、VOORが6割、自社および個人が4割になり、無料コンテンツ掲載に関しては固定費が必要とのこと。
また、QRコードによるDL回数制限を設置することも出来ます。
4.VRビューワ
10万個以上の納品実績をほこる34mm大口径レンズの簡易式VRビューワです。3D・VRの権威「早稲田大学河合教授」との共同開発で、レンズと距離などをオリジナルに設計、オリジナル印刷やオリジナル形状のデザイン作成も可能になっています。Amazonからの購入はこちら。
過去実績の一部
最後に
他にも、VRを活用したイベント・セミナーの制作、映像視聴時の生体安全性に関わるコンサルティング、VRを活用したビジネス開発に関わるコンサルティングなど柔軟に幅広く対応してくれます。
以上、VOORにご興味を持った方は公式ページも覗いてみてください。