ウクライナ「LimpidArmor」チームは、現地時間2016年10月11-14日に首都キエフで開催された「Arms and Security 2016」にて、Microsoft HoloLensを活用した軍事システムを披露しました。
同社が開発したシステムは、装甲車両の周囲360°をレビューするというもので、ヘルメットと統合されたHoloLensを装着した兵士が、装甲車両にマウントしたカメラからの無指向性ビューをリアルタイムにオーバーレイで取得するシステムです。
仕様
- 300メートルまでの距離で360°(視覚と熱の撮像モード)のレビュー。
- 遅延のないビデオストリーミング。
- ハイライティング:同盟国や特定の敵を強調。
- ルック・ロック・ローンチ・システム。
- 自動ターゲットトラッキング。
- 無人航空機(UAV)やその他ソースからのビデオや攻撃目標指示を得る機会。
また、同社は、ドローンオペレーター、大型産業車両、航空会社のパイロットといった民間バージョンの開発も予定しているとのことです。同社Facebookページはこちら。