Razer主導のVRシステム「OSVR(Open-Source Virtual Reality)」にも参加しているVRチーム「Sensics」は、公共用VRヘッドセット(プリプロダクション・ユニット)としてのHMDのプリオーダーを開始しました。
家庭用向けではなく、不特定多数を相手にするテーマパーク、エンターテイメント施設、ショッピングモール、展示会などに最適化したHMDになり、耐久性、清潔性、高スループットをウリにしています。
視野角100°、2160×1200のOLEDディスプレイ、90fps、取り外し可能なフェースプレート、Leap Motion搭載、個々の視度調整、ダイレクトモードおよび非同期タイムワープをサポート。
室内で動き回って使用することなどに想定して、両サイドにサイレントファンが付いており内部を換気してくれます。
ディスプレイとヘッドバンド(フェースプレート含む)を容易に切り離し可能なため、ユーザーにヘッドバンドだけ先に装着してもらい調整、それからディスプレイを装着し視度調整をしてもらうといったことが可能になります。加えて、VRコンテンツ体験の順番を待っている間にヘッドバンドだけ装着し待機してもらうという使い方もできます。
まだテスト段階で数量限定です。価格は1,830ドル(約19万円)で出荷は11月後半を予定しています。販売ページはこちら。