Valveは、2016年10月12-13日にシアトルで開催の年次開発者カンファレンスSteam Dev Daysにおいて、60Ghz帯の無線通信規格をベースとしたVRワイヤレスソリューションに取り組んでいる会社に投資していることを発表、スタートアップチップメーカー「Nitero」がTwitterで我々だろうと認めました。
@Steam_Spy That would be us @Nitero
— Nitero (@Nitero) 2016年10月12日
ミリ波に属する60GHz帯を使用することで、7-9GHzもの広い帯域を使い、最大で7Gビット/秒の無線伝送を行うとされており、PCからHMDへの転送を無線で行えると期待されているソリューションです。
60GHz帯をベースとしたビデオ圧縮とを組み合わせ低レイテンシでデータ送信するアプローチに取り組んでいるのが「Nitero」になります。
これにより、Valveは将来的にPCベースのVRシステムをワイヤレスにすることを示しました。