ドイツ:ミュンヘン工科大学のComputer Vision Groupは、消費者向けの「Quadrocopter(クワッドコプター)」つまりドローンに自己位置の推定と周囲の環境をマッピングするSLAMを用いた単眼カメラを搭載させ、ビジョンベースの自律探査ナビゲーションシステムを提案した論文を公開しました。
Google Tangoなどに見るSLAM技術を用いたカメラをドローンに搭載させ自律探査させてしまうという提案です。ビジョンベースのナビゲーションシステムには、局所的ではなく大規模なマップ環境をリアルタイムで構築できるLSD-SLAMに基づいています。周辺環境における障害物の有無の確率を格納した占有地図を3Dのグリッドマップ、ボクセルマップとして構築し自律飛行を支援します。
映像も公開され、その様子を確認することができます。