現地時間9月15日、米国特許庁はGoogleのモバイルVRヘッドセットに関する特許を明らかにしました。
外見はGear VRのようなモバイルデバイスをフロントに差し込んで使用するタイプではなく、「LG 360 VR」のようなモバイルデバイスとヘッドセットを有線ケーブルで接続するタイプになっており、モバイルデバイス上のVRアプリケーションをヘッドセット上で起動できる仕様になっています。
加えて、有線だけでなくモバイルデバイスとVRヘッドセットのワイヤレス結合も可能とのこと。どちらにせよ、VRヘッドセットの軽量化およびモバイルデバイスでのハンド操作を可能になることを示します。
VRヘッドセットには、モバイルデバイスの位置を決定する位置を検出する装置(=カメラ)も搭載しており、カメラは複数のIR LEDの出力を検出するためのIRセンサーで構成されています。検出により、モバイルデバイスの位置および向きを決定することができます。
モバイルデバイスは、VR内の入力操作に使用できます。タッチ スクリーン、キーボード、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングデバイス、マウス、トラックボール、ジョイスティック、カメラ、マイクなど、限定的ではありません。
さらに、PCのディスプレイとしてVRヘッドセットを使用することも可能です。
コンピューターモードの場合は、モバイルデバイスをトラックパッドとして変換することもできます。
今回の特許はこちらから。