VRとARの切り替えができる外付けのハンドジェスチャーデバイス「Fingo」が登場。HTC Viveに装着のライブデモも披露

現地時間2016年8月29日、サンノゼベースのテクノロジーチーム「uSens」は、手のジェスチャーによってコンピュータの操作ができるデバイス「Fingo」ハードウェアシリーズを発表しました。

401979
(Fingo、Color Fingo、Power Fingoの3種類を発表)

Fingoは、スマートフォンに差し込んで画面操作できるなどの汎用性含め、VR/AR向けとして手のトラッキング技術が詰まったデバイスになります。Samsung Gear VR、HTC Vive、Oculus Rift、Google CardboardなどPCベース、モバイルベースのVRに対応、VR内の操作をハンズフリーで提供します。

フレームレート60fps、レイテンシ20ms、トラッキングエリア水平 120° 垂直 100°、赤外線(IR)ベースのカメラはInside-outによる26DOFの高精度なハンドジェスチャーを実現。さらに、6DOFのヘッドトラッキングも搭載しています。

VR
(裏にFingoがセットされています。)

VRとARの切り替えが可能

そして、同社CTO:Yue Fei氏によるHTC Viveを使用したライブデモも披露されました。デモでは、VRでのハンドジェスチャーから始まり、途中ピースサインの逆みたいな動きでARモードに切り替え、AR内でも3Dオブジェクトを操作する様子を披露しました。映像もYouTubeで公開されています。

 

SDK及び開発者向けコミュニティのデベロッパーネットワークもオープンしました。SDKは、Unity3D、Java、C++、C#をサポートしています。公式ページはこちら。

アーカイブ

ページ上部へ戻る