セカンドライフ、Oculus Rift対応を中止。VR特化の新3Dソーシャルプラットフォーム「Project Sansar」に注力

米Linden Lab(リンデン・ラボ)は、同社が開発・運営している3D仮想空間「Second Life(セカンドライフ)」から「Oculus Rift Project Viewer」を開発中止/削除したことを明らかにしました。

Linden Lab

Oculus Rift Project Viewerは、公式に始動していたセカンドライフをVRでプレイするクライアントです。2014年からRift DK1/2をテスト導入し、CV1が発売されバージョンアップで続けて対応をしていました。しかし、もともとセカンドライフ自体VR仕様ではないためさまざまな問題が発生しユーザーからも多くの不具合が報告されました。こうした現状を理解し、リンデン・ラボはビューアーが「品質基準に満たせなかった」とOculus Rift Project Viewerの開発中止/削除することを発表した、という流れになります。

一方で、リンデン・ラボは別でVRのために最適化された新しいプラットフォームプロジェクト「Project Sansar」も開発しているので、VRはそちらに特化し注力するとしています。

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