中国の投資グループ、VRライブ放送「Next VR」の株式の一部を2,000万ドルで購入

中国の投資グループ「中信国安(CITIC Guoan)」が、子会社の深セン証券取引所に上場するケーブルテレビ運営の「中信国安信息技術」を通してVRライブストリーミング配信サービスを提供する「Next VR」の株式の一部を約2,000万ドル(約20.2億円)で購入したことを中国証券報で確認したYahoo!ファイナンスが報じ、米国でもVarietyがいち早く報じました。

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中信国安は、Next VRが発行している総株式の約2.3%をクラスB株式として約2,000万ドルで購入したとしています。Next VRは、シリーズAラウンドで3,050万ドル(約30.9億円)の資金調達を完了しており、次のBラウンドでの評価額含めた調達額が期待されているなか今回の株式購入となりました。Varietyによると、Next VRは新たなキャピタルとして8,000万ドル(評価額8億ドル)を求めてると報じています。

Aラウンドでは、米国ケーブルTVの「コムキャスト」、映画やテレビなどメディア全般で活動する「タイムワーナー」などメディア関係の投資家が上げられる他、NBAのゴールデンステート・ウォリアーズ、野球のロサンゼルス・ドジャース、サッカーのロサンゼルスFC、NYスポーツアリーナのマディソン・スクエア・ガーデンなどスポーツ分野からの出資も上げられており、メディア放送業界はもちろん、スポーツやエンターテイメント関連からVRライブ放送が注目され、今回中国から目が向けられました。

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