ルーマニアベースのテクノロジーチーム「Holotech Studios」が開発しているソフトウェア「FaceRig」にマルチセンサーが加わり、そのことにより顔の追跡だけでなく、同時に手、頬、舌の追跡が可能となりました。
FaceRigとは、Webカメラでモーションキャプチャした顔の動きをCGアバターにリアルタイムに反映させることのできるソフトウェアです。去年、手書き2Dイラストを動作させるアニメーションツール「Live2D」とコラボした「FaceRig Live2D Module」が話題になったことで知っているかも方もいるかも知れません。(過去記事参照)
マルチセンサーが可能に
そんなFaceRigですが、今まではWebカメラによる顔の追跡しかできませんでした。しかし、6月のアップデートでは複数のセンサーと混在させることができるマルチセンサーを可能にしました。1つは、Leap Motionによる手の追跡です。アバターの手をリアルタイムに再現することを可能にし、Webカメラと混在させれば、顔と手を同時に動作させることができます。映像で動きを確認できます。
顔、手、頬、舌を同時に追跡
もう1つは、インテル®RealSense™カメラです。こちらは手の追跡に加えて、頬の膨らみ、そして舌の動きをトラッキングします。Webカメラと混在させれば、顔、手、頬、舌を同時に動作させることを可能にします。映像で動きを確認することができます。
さらに、近い将来「Kinect2」にも対応させる計画も進めてるとしています。
どちらもSteamにて無料ダウンロードすることができます。ただしベースとなるFaceRigは必要です。Leap Motionサポートはこちら。RealSenseサポートはこちら。