ハイクオリティな実写VRドキュメンタリー作品を制作する「Félix & Paul Studios」、シリーズAで680万ドルを資金調達

カナダ・モントリオールベースのVRコンテンツ制作会社「Félix & Paul Studios」は、現地時間2016年6月15日、シリーズAラウンドとして680万ドル(約7.1億円)の資金調達を明らかにしました。評価額は不明。

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ラウンドを率いたのはComcast Venturesで、投資家にはPHI Group、LDV Partners、Quebecなどが上げられています。

同社は、Oculus RiftやGear VR向けなど2013年に設立して以降、数々のVR作品をリリースしてきました。過去には、シルク・ドゥ・ソレイユと共同で制作したVRコンテンツ、NBA選手レブロン・ジェームス氏の360°ドキュメンタリー、そして最近では、2016年5月にケニアのマサイ族、ボルネオのシージプシーの村人、モンゴルの遊牧民族をドキュメンタリーで構成したVRコンテンツをリリースしています。

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どれもハイクオリティな実写VRドキュメンタリー作品として高く評価されています。とりわけ、3Dサウンドには力を入れていて、去年にはVRサウンドミキシング部門として別会社「Headspace Studios」を立ち上げているほどで、クオリティが高い裏には高品質な3Dサウンドが影響を与えています。

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