スティーブン・スピルバーグ監督初のVRは「家族向けVRプログラム」。ハリウッドベテランによるVRチーム「VRC」2,300万ドルを資金調達

現地時間2016年6月10日、ロサンゼルスベースのVRスタートアップ「The Virtual Reality Company(VRC)」は、エクイティ・ファイナンスの一部として2,300万ドル(約24.6億円)を資金調達したことを発表しました

資金は、オリジナルのVRコンテンツ制作に向けて使われます。

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VRCは、2度のアカデミー賞を受賞した監督ロバート・ストロンバーグ氏、他ハリウッドのベテランたちにより2014年に設立されたVRチームです。同社初のコンテンツは、「ブレードランナー」などの作品を世に送り出してきたリドリー・スコット監督と共同で制作した「The Martian VR Experience」がありすでにリリースしています。

そして、今現在もいくつかのVRコンテンツを制作しています。熱帯雨林を舞台にしたアドベンチャー作品、死んだ妻の記憶を探る長編映画「メモリースケープス」などです。

VRC

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さらに、同社アドバイザーでもあるスティーブン・スピルバーグ監督ともVRコンテンツ制作を進めています。それは家族向けVRプログラム、家族全体で体験できるプロジェクトだと言います。

また、スピルバーグ監督は、2016年5月にフランスで開催されたカンヌ国際映画祭にて、VR技術が伝統的な映画製作を脅かすかもしれないと警鐘と共にVRに対しての可能性を示唆する発言をしていました。

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