Epic GamesのエンジニアJames Golding氏は、TwitterでVRと現実をリアルタイムに合成させる「Mixed Reality(MR)」のサポートに取り組んでいることをツイートしました。
.@omigamedev We're working on mixed reality support! Here is a slide from our recent Unreal Summit in Korea. #UE4 pic.twitter.com/DbdFSxTvZR
— James Golding (@EpicJamesG) 2016年6月7日
Twitterの画像は、氏が韓国で開催されたUnreal Summitで使用したスライドの1枚です。Unreal Engine 4用に開発しているとのこと。
Mixed Reality(MR)手法
本エントリーで使用しているMRは、いわゆるMicrosoftのHoloLensによるMRとは違う意味合いで、VRを行っている姿を空間内と合成させて視聴者に分かりやすくしたムービーのことです。
HTC Viveローンチタイトルでもある「Fantastic Contraption」を開発したNorthway Gamesが、おそらく初めてMRを開始したチームです。今でもTwitchで週一回MR実況動画をストリーミング配信しています。(過去記事参考)
MR手法は、ブルーバック(クロマキー合成)を軸にしているため、一般的には作成するのは困難と言われています。ただ、Northway Gamesは自身のサイトでやり方を公開しているので、できなくはないです。
ValveもViveのプロモーションビデオでMR手法を使用したことで話題になりました。
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