現地時間2016年5月30日、視線追跡技術のパイオニア企業「SensoMotoric Instruments (SMI)」は、メガネ型ARデバイスLumus DK-50にアイトラッキング機能を追加したことを発表しました。
これにより、Lumus DK-50は視線による操作を可能にします。プレスリリースでは、例として宅配業者が荷物のQRコードをスキャンする使用例を紹介していました。
アイトラッキングを搭載したLumus DK-50は、現地時間6月1-2日にカルフォルニアで開催のイベント「AWE 2016」にて展示されます。
Lumus DK-50(開発者キット)とは、Lumusが開発する最新型のスタンドアロンARグラスで、現実世界にCGを重ねるように表示することができます。Snapdragonプロセッサ、Androidを搭載し、解像度は720p。そして特徴的なのが視野角40°とFOVが広角なところです。Google Glassで15°、Hololensで20°なので、広いことが比較できると思います。さらに、今後はFOV60°のモデルに取り組んでいることも述べています。
日本のIT企業「サン電子株式会社」ともすでに提携しています。