マジックリープ、通信APIプロバイダ「Twilio」と提携。開発者10人にMagic Leap SDKへの早期アクセスも発表

Magic Leap(マジック・リープ)は、サンフランシスコベースのクラウド通信APIプロバイダ「Twilio」との提携を発表しました

それは、Magic Leap SDKとTwilioツールおよびサービスとを統合することを計画しています。また、SDKへの早期アクセスおよびアプリ構築として10人の開発者を選ぶことも発表しました。10人の内1人は、Twilioコンテストの勝者に与えられるとしています。

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Twilio(トゥイリオ)とは、Webから電話をカスタマイズできるクラウドAPIです。簡単にいえば、APIをWebサイトやアプリケーションに組み込むことで、インターネット間での電話通話やSMSの送受信を可能にし、通話の追跡や解析、合成音声によるテキスト読み上げなどのカスタマイズもコーディングで構築できてるサービスです。

企業がコールセンター構築のために使用する例などあり、いわゆるスマートフォン含めた電話機に依存することなくIoTに搭載することもできるとして電話といっても汎用性が高いサービスとも言えます。日本でもKDDIウェブコミュニケーションズと提携し2013年からサービスを開始しています。

そんなTwilioが、プロダクトを発表していないにも関わらず莫大な出資をすでに受けているARスタートアップMagic Leapと提携し動き出します。

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今回の発表は、Twilio主催のデベロッパーカンファレンス「SIGNAL 2016」にて発表されました。現在も録画映像で確認できます。Twilio CEOがステージに登壇し、Magic Leap CEO:Rony Abovitz氏が遠隔のテレプレゼンス・ロボットを通じて計画を発表した流れになります。

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