現地時間2016年5月20日、サンフランシスコベースのVRチーム「Realiteer」は、モバイルVR向け多人数プレイ対応一人称シューティングゲーム「BattleZ VR」のリリースを発表しました。
Android/iOSアプリとして動作し、Google CardboardなどのモバイルVRでプレイします。プレイヤーが自分たちの村を守るためゾンビを倒していくゲームで、マルチプレイ(協力および対戦)を可能にしています。
特徴的なのが、独自開発の入力コントローラ「RealControl 2.0」を採用しているところです。専用の型紙から手順通りに自分で工作するところから始まります。公式ページでは、型紙の印刷用PDFとチュートリアルビデオが公開されており、それを見ながらDIYします。ストアでは10ドルで販売もしています。
RealControl 2.0は、埋め込まれたQRコードなどをスマートフォンのカメラで検知し、位置追跡されるほか、物理トリガーボタンで武器による発射などの入力を可能にします。ちなみに、このVRシステムは、Googleの新たなモバイルVRプラットフォーム「Daydream」にも今後アドオンとして対応していくとしています。
執筆現在、アプリはまだ一般公開しておらず、こちらに電話番号を登録しSMSが送信されてくるのを待つというカタチになっています。