ロンドンベースのVRチーム「Infinitus Global」は、自社開発のPC向けVRヘッドセット「Infinitus Prime tVR」の発売記念イベントをロンドンで開催しデバイスを初披露しました。デバイスは5K解像度の視野角140°をほこり、Windows、Mac OS X、およびLinuxで動作します。
スペックの中で突出しているのが、5120×1440ドットと画面解像度が高いという点、そしてアスペクト比32:9という横長の画面で視野角140°と広角である点です。これは、スウェーデンベースの「Starbreeze」が手掛ける「StarVR」によく似ています。StarVRも両眼で5K(5120×1440)を実現しFovは210°です。
一方で、リフレッシュレート60Hzと低いところも気になります。同社CEO:Howard Thompson氏が言うには、リフレッシュレートも大事だがゲーミングを意図していないため画像の品質を優先したと、ディスプレイをIPS液晶にしている点についてもピクセル密度と鮮明度と答えていて、解像度とトレードオフといったろころです。
ターゲットとしては、コンシューマー向けではなく企業向けとしており、出発価格は3,000ドル(約32.1万円)としています。公式サイトはまだ閉じている状態で執筆現在のカウントダウンをみると2日後に起動するとしています。