マイクロソフトリサーチ、VR/ARヘッドセットにおける視野拡張実験を論文で発表

Microsoft Research(マイクロソフトリサーチ)は、現地時間5月7-12日に米サンノゼで開催されるACMベースHuman-Computer Interaction(HCI)のトップカンファレンス「CHI 2016」にて、VR/ARヘッドセットにおける視野増強技術の論文(タイトル:Augmenting the Field-of-View of Head-Mounted Displays with Sparse Peripheral Displays.)を発表します

LED

内容は、ヘッドセット内側ディスプレイの側面含めた周囲にLEDライトを設置しパネル越しに点灯させるという実験で、このことにより、人間が本来備わっている周辺視野に見る低解像度を広範囲で偽装することができるといいます。知覚としても、デバイスのFOVよりも広い視野を感じるとし、水平190°まで拡張することが可能と主張しています。加えて、VR酔いも軽減すると。概念実証では、VR(SparseLightVR)とAR(SparseLightAR)両方のヘッドセットプロトタイプを試作しユーザー調査を実施しています。

執筆現在、筆者からは直接論文を閲覧できませんでしたので、論文のリンク先も記載されているMicrosoft記事ページを参照しました。

 

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