2016年4月27-28日に開催のサムスン開発者会議「Samsung Developer Conference(SDC 2016)」にて、ウェアラブル360°VRカメラシステム「AME」を発表しました。
AMEは、Around Meの略で、私の周りという意味です。lifeloggingカメラとも表現していて、日常生活を一人称視点360°でキャプチャするカメラをイメージさせています。
AMEは、ネックレスのように首から装着する仕様になっています。カメラが3台それぞれ違った方向に搭載しており、4Kで360°の映像を記録します。記録した映像は、スマートフォンのAMEアプリによってスティッチされ、管理もアプリ経由で行われます。また、ジオタグ含めアプリから直接ソーシャルメディアに共有することも可能です。
今回開発したのは、Samsungの社内インキュベーター「Creative Lab(C-Lab)」です。C-Labは先日、耳の前庭に電気信号を送信する事で平衡感覚に刺激を与えユーザーに動きを感知させるVR向け4Dヘッドフォン「Entrim 4D」も発表していました。(過去記事参照)