Google Spotlight Stories、HTC Viveを使用した新作の短編インタラクティブムービー「Pearl」をトライベッカ映画祭で初披露。トレーラー映像も公開

毎年春(今年は2016年4月13日~4月24日)にニューヨークで開催のトライベッカ映画祭にて、Google Spotlight Stories最新作品のインタラクティブ短編アニメーションムービー「Pearl」がHTC Viveなどを使用して初披露されます。本日、トレーラーもYouTubeで公開されました

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GoogleのSpotlight Storiesとは、360°のインタラクティブムービーを提供するモバイルアプリで、キャラクターが物語に合わせ360°内を動きまわるのをユーザーが追いかける体験型の視聴方法を特徴としています。キャラクターを追わずに多視点で見ることもでき楽しみ方も多彩。3Dオーディオもサポートし、以前、アプリ上(2015年にはiOSにも対応)だけでなく、YouTube360°でも見れるようにしたクリスマスムービー「Special Delivery」が話題になりました。

今回は、HTC Viveバージョンに加え、モバイル端末バージョン、Google Cardboardバージョンが準備されます。YouTubeへの360°ビデオバージョンは、今後数週間でリリースを予定しているとのこと。

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Pearlは、ミュージシャンである父親の元で育った少女の人間形成の過程を描いた物語で構成され、ユーザーは、車の助手席に座り、車内で起こる出来事を体験します。Viveバージョンでは、走行中にサンルーフから立って見渡せるオプションが用意されていたり、没入型バージョンには映画全体を通してユーザーが影響を与えるトリガーポイントが一握りあるともしています。

Pearlは、38ショット、26セット、17キャラクターで構成され、制作は、オスカー受賞作品でありディズニーのショートフィルム「Feast(邦題:愛犬とごちそう)」を制作したPatrick Osborne氏が作成しました。

 

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