Facebook CEO、VR部門における今後10年のロードマップを共有。最終的にはVR/ARが複合した通常のメガネサイズへ。高価なアプリは1ドルになる。

Facebook CEOマーク・ザッカーバーグ氏は、開発者カンファレンスF8にて、今後10年のVR部門についての技術ロードマップ片鱗を述べました。それによると、デバイスはVR/ARが複合していてサングラスに類似する通常のメガネフォームファクタを目指していると。

ザッカーバーグ氏によれば、このデバイスは現在のOculusが制作しているRiftのイテレーション(短い間隔で反復しながら開発を行うこと)によって結果がでるとし、電子機器の景色を完全に書き直す可能性を持っているとしています。

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The form factor is going to keep getting smaller…eventually we’re going to have normal looking glasses that can do both virtual and augmented reality…at that point expensive items, like televisions, will be one dollar apps in an app store.

フォームファクタは小さくなり続け…最終的にわたしたちはバーチャルとAR両方ができる普通のメガネにするつもりです。… その時点でテレビのような高価なアイテムはアップストアにて1ドルになるだろう。

以前、Oculus Researchも「Oculus Connect 2」にて、似たような展望を基調講演で言及していました。

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それによると、将来的には視野角(Fov)220度、ピントが合っているように見える領域の広さ焦点深度を固定から目の全範囲まで、ヘッドセットサイズは25グラム以下(10円玉5枚分)の重さが理想のサングラスサイズ、など。ただ、これらパフォーマンスを実行するには、まだ存在していない光子送達システムが必要としています。

参考

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