360°を奥行き含めた3D映像として記録できるライトフィールドVRカメラ「Immerge」を去年発表した「Lytro」が、今回は映画製作向けにVFXが簡略的に構築できる新たなカメラソリューション「Lytro Cinema」を発表しました。
Lytro Cinemaカメラは、ライトフィールドを用いて2Dではなく奥行ある立体物として3次元的に空間ごと実景を記録します。そして、グリーン・スクリーン(クロマキー撮影)を追加することなく背景や前景の要素を分離することができ3DCGと統合することを可能とします。映像も公開され、そこでは実写映像とコンピュータで生成された効果がシームレスに統合されている様子が映し出されています。
Lytro Cinemaカメラのスペックは、755万画素、40K解像度、300FPS、1秒あたり400GB。セットアップは、カメラの他に編集ソフトウェア、クラウドストレージおよび処理のためのサーバが含まれています。