アリババ(Alibaba)は、VR関連の製品やサービスを開発するため独自のVRラボ「Gnome Magic lab」を発表しました。ラボでは、VRのハードウェア/ソフトウェア両方の面を模索すると述べています。そして、アリババが保有する4億ユーザーに向けて、VRショッピング体験(VR eコマース)を展開する計画も発表。
VRショッピングプラットフォームは、オンラインゲームやビデオストリーミングなどにも適応させる方向で模索されています。そのためGnome Magic Labは、昨年買収した中国の大手動画サイト「優酷土豆(Youku/Tudou)」、他にも「Alibaba Pictures」など関連企業と提携し行います。
元FacebookエンジニアでありVRショッピングプラットフォームに取り組んでいるコアメンバーの1人Zhao Haiping氏は、こう述べています。「VR技術は、ユーザーのための没入型ショッピング体験を作成することができ、おそらく近い将来に、ユーザーは自宅で座りながらニューヨークの五番街で買い物することができるようになります。」
ちなみに、アリババグループは、2016年2月にMagic LeapのシリーズCラウンド7億9,350万ドルの投資を主導で行っています。